インテリアオプション販売会の商品セレクト

新築マンションのインテリアオプション販売会ですが売主より斡旋をされますが主催者は
全く別の運営会社が設営します。
よってマンションのご契約者様が販売の対象にはありますがマンション購入の有無は
主催者にとって全く関係が無く当然ですが恩恵もありません。
オプション業者さんのお客様は売主なんです。
(マンションの施工業者さんもお客は売主です)
上記の事から分かる通りオプション業者さんは100%営利目的で販売会を開催しますので
売れる商品、儲かる商品が良い商品になる訳です。
まず売れないと売主へマージンが発生しませんので怒られてしまい次回から主催ができなくなります。
また良い商品でも売れなかったり儲からない商品は売りません。
逆に貧祖な商品でも安く見せかけたり儲かるなどの販売メリットがあれば販売します。
判りやすい商品は「カーテン」です。
こちらはマンションの立地や価格に応じて購買層の年収を考慮してメーカーを選定します。
千葉県や埼玉県などのマンションは高価なメーカー品を並べても売れないので割引率の高い
メーカーを選定します。
逆に港区などの高額なマンションですと安いメーカー品は敬遠されがちなので高価な海外メーカー品などを選定します。
でも本当はそんな単純なものでは無いんですよね。
もっと幅広い商品セレクトをすれば良いのですが基本、商売的には一社独占なので難しいのです。>
(一社独占にする事で安価に仕入れたり販売応援を無料化させるのです)

本当は選択肢がもっと広い

前項にも書きましたがカーテンは価格帯により様々なメーカーさんやシリーズが存在しています。
定価も安く50%引きの生地もあれば高価な定価設定の15%引きの生地もあります。
でも本当に購入される方は実はマンションの価格だけでは判断ができないんですよ。
実際に億ションであってもカーテンに興味の無い方は高価な生地は購入しませんし
3000万円のマンションであっても拘りのあるお客様は高価な生地でカーテンを製作されます。
インテリアオプション会の構造がシステムを悪くしているんです。
なので外部のインテリア販売会社で購入すれば商品選択に縛りがないので自由に商品選びができます。
例えとしてカーテンと記載いたしましたが実際には他の商品にも通じるものがあります。
窓のガラスフィルムやフロアコーティングなどは一番購入してはイケナイ商品です。
安価で儲かる商品の代名詞ですので同額若しくは更に安価でもっと良い商品がありますので
外部業者さんで色々と調べてみると良いと思います。

商品を見極める事が大切

インテリアオプションの商品はほとんどがオーダーメイドによる商品や施工になります。
ですがオプション会の資料をみると既製品のように見えます。
それは流れ作業による販売が可能になるようにシステム化しているのです。
各部を定番化させる事で幾つかの選択肢だけを与えています。(ABCなど)
これらを選ぶ作業ですので時間も掛かりませんし販売スタッフのスキルも必要ありません。
人材派遣スタッフでも対応ができる仕組みなんです。
特に大規模マンションのようにご契約者様が大人数だったら、いちいち面倒なオーダーメイドの
御用聞きをする事が現実的に無理なんです。
最盛期の稲刈りのように一気に回収するのがオプション会なのです。
だから筆者はオプション会を否定し外部のインテリア会社を推挙するんです。
時間の制約も無く何度でも相談のできるインテリアショップで貴方だけのプランを作ってみては
如何でしょうか。
それが本来のインテリアオプションなのです。

インテリアオプション会の購入メリットは?

残念ながらオプション会での購入メリットはほとんどありません。
あえて挙げるなら鍵の引き渡し前に工事が完了している事くらいです。
仮に引き渡し日に入居するにしてもコーティング以外の商品であれば入居済でも工事はできますので
問題にはなりませんね。
フロアコーティングだけは入居対応ができないので引き渡し日〜2・3日の余裕があれば施工ができると思います。

激安店で失敗しないように

インテリアオプション販売会を否定して参りましたが決して激安店を推奨している訳ではありません。
むしろ危険です。
激安店は価格でしか魅力を表現できないのです。
裏を返せば激安以外は何の魅力も無いのです。
折角の新居へ据付ける商品が、それで良いのでしょうか。
本当の技術者やノウハウは安売りしません。
もちろん予算に限りがあるでしょう。
その予算内でベストな商品を見つける事ができれば最高ですね。
高額な商品がお洒落な訳ではありません。
コーディネート次第で安価な商品でも素晴らしい仕上がりにもなるのです。
是非そんなショップを見つけてください。